唾液で口内炎の予防と治療、昆布のグルタミン酸を活用しよう。

      2016/10/22

唾液と口内炎、抗菌作用で口内炎を予防してます。

唾液には殺菌作用、抗菌作用があり、口の中を湿潤状態に保ち、口の粘膜を保護する役割があります。また、口の中の細菌やウイルスの増殖を防ぐ役割が唾液にはあり、口内炎の治療、口内炎の予防に効果があります。口内炎ができたときに、唾液をたくさん分泌すると、治りが早くなります。

口の中に唾液がなくなる状態をドライマウスと言います。ドライマウスになると、唾液の殺菌作用、抗菌作用がなくなり、口の中に細菌やウイルスが増殖しやすい状態になります。口の中の粘膜が乾燥してしまい、口内炎になりやすい状態なります。

胃腸の状態が悪いのも、口内炎の原因です。消化の悪いものばかり食べると胃腸が弱ります。口で噛まずに飲み込むと、胃腸の負担が増えてしまいます。

唾液には食べ物の消化作用もあります。唾液には食べ物を消化するアミラーゼと酵素が含まれています。しっかり噛んで唾液を分泌し、口の中での消化を良くすることで、胃腸の負担を減らすと、口内炎の治療と予防ができるのです。

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唾液を増やすには、どうする?

唾液が口内炎に効くのは理解できても、唾液を増やすにはどうしたらいいのか。唾液を増やすには、食事をよく噛んで食べることです。噛むと唾液が分泌されます。よく噛んで食べることが、口内炎の予防と治療になります。食事は急がずゆっくりよく噛んで食べましょう。

唾液の分泌を良くする食べ物もあります。レモンや、酢の物。酸っぱいものを食べると唾液が出てきます。そして、唾液が増える食べ物といえば、梅干し。あの強力な酸味は、思い出すだけで、誰しも唾液が垂れてきますよね。梅干しは、短時間で一気に唾液の量を増やすのに効果的ですが、長時間唾液の量を増やし続けるのには向いていません。

長時間唾液を増やすのは、昆布のグルタミン酸を活用

口内炎の予防や治療には、長時間唾液が増えるのが、効果があります。では、長時間唾液の量を増やし続けるには、何がいいのか?

それが、昆布です。昆布には、唾液を分泌させる成分があります。昆布に含まれる成分のグルタミン酸は、唾液を長時間継続的に増やす効果があります。梅干しやレモンのような酸味は一時的に唾液の量は急増しますが、時間が経つとすぐに唾液が減ってしまいます。昆布のグルタミン酸の場合は、30分以上唾液の分泌量を増やせるのです。

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おやつ昆布は、唾液増加にぴったり。

おやつ用の昆布を口の中に入れて、噛むことで食事の合間にも唾液の分泌を増やすことができます。おやつ用の昆布は、簡単に手に入り、気軽にどこでも持ち歩けます。食事の合間にも簡単に食べられます。

ガムを噛むと唾液が多くなります。ガムの甘み成分が、口内炎に良くありません。飴も同じく、飴の糖分が口の中に残ると、口内炎に悪影響があります。ガムと飴は、虫歯も心配ですよね。
梅干しは食事の合間に、ちょくちょく食べるのに向いていません。

レモンをかじるのは、効果があります。レモンは唾液対策に加えて、ビタミン補給にもなるので、口内炎の予防と治療に向いています。自宅ならレモンを準備できますが、仕事中に、レモンを持ち歩くのは難しいですよね。ただ、レモンは刺激が強いので、口内炎の治療に使うと激痛です。

おやつ用の昆布の他に、昆布茶を飲む方法があります。水分補給と同時に、昆布のグルタミン酸を撮ることで唾液の分泌量を増やせます。おやつ用の昆布、昆布茶、この組み合わせで口内炎の予防と治療。さらに、昆布は口臭予防にも、効果があります。簡単に始められるので、是非試してみてください。

口内炎の予防と治療には、絶対的な決め手はありません。口内炎の原因も様々です。ちっちゃなことでも、普段の生活に取り入れて、口内炎を予防しましょう。

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口内炎の治し方、最強の治療法と予防法

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