口内炎は、口の中の潰瘍です。

      2016/10/18

誰もが経験する白くて可愛い、口内炎

口の中に白いポチっとしたもの、できたことありますよね。白くて、ちっちゃくて、可愛い見た目からは、想像がつかないような強力な痛みを与えてくれるもの、それが口内炎です。

口内炎とは、口の粘膜や、舌にできる炎症です。

そもそも口内炎とは、なんなのでしょうか?口内炎とは、口の粘膜や軟組織、舌にできる炎症です。
口内炎ができるのは、口の中の口腔粘膜の全般にでき、頬粘膜、口唇粘膜、口蓋、舌、口底、歯肉などの部位に及びます。

炎症とは、何らかの刺激による免疫応答で、身体にあらわれた症候です。症候とは、一般的には症状と呼ばれ、体にあらわれる異常な状態という意味です。

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口内炎は、口の中の潰瘍

口の中にできる潰瘍、それが口内炎です。口内炎って単語は聞き慣れてますが、潰瘍(かいよう)って聞くとどうですか?口内炎って潰瘍なんですよ。口の中に潰瘍ができていれば、そりゃ痛いはずですよね。

口の中にあらわれる症状で多いのは、潰瘍です。潰瘍(かいよう)は英語で”ulcer”といいます。口内炎は英語で“Mouth ulcer”、”Oral ulcer”といいます。

口内炎の中でも、特定の場所にできると、特別な呼び名があります。
唇にできると口唇炎。
唇の両脇の部分の口角にできると口角炎。
舌にできると舌炎。
のどにできると咽頭炎、咽頭潰瘍。
さらに、食べ物が食道へ流れ込むように気管に蓋(ふた)をする喉頭蓋。
ここにできると喉頭蓋炎、喉頭蓋潰瘍です。

この喉頭蓋潰瘍、めちゃくちゃ痛いです。唾を飲んでも激痛でした。私に喉頭蓋潰瘍ができて、近所の耳鼻科に行った時には、お医者さんから「珍しいもん見せてもらった。」と感謝されました。そのお医者さんが今まで見た中で、一番大きい喉頭蓋潰瘍だったそうです。

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口内炎と歯周病は、区別されています。

歯の周辺組織にできる、歯周病菌による細菌の感染症は、歯周病や歯肉炎と呼ばれ、口内炎とは区別されています。歯肉炎は、歯周ポケットで繁殖した歯周病菌からの感染が主な原因です。歯周ポケット以外の、口腔粘膜からの細菌感染は、口腔粘膜免疫の感染防御機構が働くので、あまり発症しません。

まとめ、口内炎とは。

口内炎とは、口の中の粘膜にできる炎症で、部位に着目すると、口内炎の一部には個別の呼び名がある。
・口内炎(mouth ulcer,stomatitis)
・舌炎(glossitis)
・口唇炎(cheilitis)
・口角炎(angular stomatitis)
・歯肉炎(gingivitis)

口内炎のできる原因は、明らかな原因と、明らかでない原因があります。原因が明らかなものとしては、細菌やウイルス感染によるものです。ウイルス性口内炎には、ヘルペス性口内炎、帯状疱疹、ヘルパンギーナなどがあります。ヘルペスウイルスなど、それぞれの原因ウイルスで口内炎が発症します。
ほとんどの口内炎は、明確な原因が不明で、ビタミン不足や疲労など、複数の原因が考えられます。

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口内炎の治し方、最強の治療法と予防法

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