白い口内炎、アフタ性口内炎の医学的特性と、効果的な治療方法

   

アフタ性口内炎、白くて丸く凹んでる口内炎です。

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白い口内炎、それがアフタ性口内炎

アフタとは、口腔粘膜にできる境界がはっきりした潰瘍のことです。

多くの人にできる白い口内炎、それがアフタ性口内炎です。
このアフタ性口内炎、痛いです。丸くて、輪郭が赤くなり、中心はへこみ、盆地やクレーターのような形になります。傷口の色は、白いもの、ちょっと黄色っぽい白のこともあります。

アフタは、円形か円に近い形をしています。表面は白色か黄色の偽膜で覆われて、周辺部分が赤い色になる場合が多いです。

痛みは強いですが、治癒すると痕は残りません。

口内炎の症状の分類

口内炎でできる口腔粘膜の病変は、様々な症状の分類があります。口内炎の症状は、粘膜表面が陥没している形、盛り上がって隆起している形、平坦な形に区別されます。

一番多い症状のアフタ性口内炎は、陥没しているタイプに該当します。口内炎の炎症部分の色は白斑、紅斑、紫斑、色の変化がないタイプなどがあります。

アフタ性口内炎の他にも、口内炎を症状から見て分類する呼び名があります。
  • アフタ性口内炎
  • 潰瘍性口内炎
  • カタル性口内炎
  • 紅斑性口内炎
  • 水疱性口内炎
  • びらん性口内炎
  • 偽膜性口内炎
  • 壊死性口内炎

アフタ性口内炎、原因はいろいろ。

人によって、アフタ性口内炎ができる原因は違います。

このアフタ性口内炎という呼び名は、アフタができる口内炎の症状を示す名前です。口内炎ができる原因とは関係ありません。

アフタ性口内炎であっても、
・疲労などが主な原因のもの
・細菌が原因のもの
・感染症が原因のもの
いろいろ原因があります。

このアフタ性口内炎ができる原因は様々ですが、原因が特定しやすいのは、ウイルス性の口内炎です。
ウイルス性口内炎などの呼び名は、症状の分類による呼び名ではなく、原因の分類による呼び名になります。

子供が主にかかる夏風邪のヘルパンギーナなどは、ウイルス性なので、すぐに原因が特定できます。
しかし、一般的なアフタ性口内炎の原因の特定は難しく、複数の原因が重なる場合が多いです。

アフタ性口内炎の治療方法

治療には、ステロイド剤が多く使われます。

病院で処方されるアフタ性口内炎の治療薬は、ステロイド含有の局所治療薬が多く使われます。
ケナログやアフタッチなど、薬局で販売されている市販薬も多くあります。軟膏タイプや、貼り付け付着型など、アフタの部位や範囲に合わせて選びます。

ただ、ステロイド剤は、痛みや症状を和らげるだけで、口内炎そのものの治療効果はありません。

アフタ性口内炎の治療には、塩うがいなどで、口の中を殺菌して清潔にします。そして、ビタミン補給と体力回復。

疲れたときには早く寝て疲労回復。口の中を清潔に維持するために、歯磨きも念入りに行います。
口腔衛生が悪くなると、細菌が増殖し、症状が悪化することもあります。
食事は刺激物を避けて、ビタミンを多く含むバランスの良い栄養摂取を心がけましょう。

昆布、梅干し、レモン、酢の物などの、唾液分泌を促進する食品も口内炎に有効です。

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