スパイス香辛料と口内炎、適量なら大丈夫。刺激物は控えめに。
2016/10/19
スパイス香辛料と口内炎
唐辛子、胡椒などの刺激のあるスパイス。ピリッと効いたスパイスの味、刺激物ですが、香辛料は食事には欠かせません。適量のスパイスは、胃腸の血流を活発化させ、粘膜を保護する役割があるという、研究結果があります。口内炎予防のために、刺激物・スパイスを止める必要はありません。ただし、スパイスの過剰な摂取は胃腸を弱めて、口内炎の原因になります。
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カプサイシンの研究結果
唐辛子に含まれる辛味成分のカプサイシン。研究結果によると、カプサイシン少量を摂取すると、胃の粘膜の血流を活発にし、胃の粘膜を保護する作用がありました。しかし、カプサイシンを大量に摂取すると、感受性神経が破壊されたり、機能損傷を受け、胃粘膜の損傷がありました。唐辛子を大量に食べすぎると、胃潰瘍の原因になるってことです。研究結果は胃の粘膜についてですが、腸や、口の中の粘膜にも、同じ効果があります。
スパイス・刺激物を大量に食べると、口の中の粘膜に悪影響があり、口内炎の原因になります。しかし、スパイス・刺激物そのものが、悪いわけではありません。適量のスパイスは、食欲を増進したり、粘膜を活発にするなど、体にいい作用があります。
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悪いのは、刺激物の食べ過ぎです。
刺激物・スパイスは口内炎に悪い、これをよく聞きますが、食べ過ぎが悪いだけなんです。ただ、口内炎ができている時に、刺激物を食べると、直接口内炎に触れることで、激しい痛みがします。
普段は自分の好みで適量のスパイスを、口内炎ができたら刺激物を控える。口内炎の予防のために、好きなスパイスを止める必要はありません。適量なら好きなものを、美味しく、どんどん食べちゃいましょう。
唐辛子の食べカスが口に残って、口の粘膜に長時間触れると、口内炎の原因になります。スパイスを食べた後は、歯磨きを入念にしましょう。
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